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2025.04.25
- コラム
【徹底比較】天然ダイヤモンド VS ラボグロウンダイヤモンド ー あなたに最適なのはどっち?

「ダイヤモンドは永遠の輝き」と言われるように、多くの人にとって特別な存在であるダイヤモンド。
近年では“ラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)”が注目を集め、天然ダイヤモンドとの違いや選び方に関心が高まっています。
近年は、ラボグロウンダイヤモンドの認知が広がり、結婚指輪やファッションジュエリーに取り入れる方も増えています。
環境負荷や倫理性を重視する現代の価値観ともマッチしており、今後ますます注目される分野といえるでしょう。
本記事では、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントまでわかりやすくご紹介します。
1. 定義と生成方法の違い
天然ダイヤモンド | ラボグロウンダイヤモンド | |
---|---|---|
成り立ち | 地中で数億年をかけて自然に生成 | 人工的に高温高圧を再現し、数週間で生成 |
場所 | 地球内部(鉱山) | 専用ラボ(人工環境) |
化学構造 | 炭素原子の結晶(天然由来) | 同一の炭素結晶構造(物理的に同じ) |
ラボグロウンダイヤは化学的・光学的・物理的に天然と同一であり、鑑定機関でも明確に区別されます。
天然ダイヤモンドは、地球の奥深くで数億年という膨大な時間と自然の力によって結晶化された鉱物です。その過程には非常に高い圧力と温度が必要とされ、まさに“地球の奇跡”ともいえる存在です。
一方、ラボグロウンダイヤモンドは、これらの自然環境を人工的に再現し、**CVD法(化学気相成長)やHPHT法(高温高圧法)**といった最新技術によって数週間という短期間で生成されます。
化学的・光学的・物理的性質は天然ダイヤと完全に同一であり、肉眼での判別は困難です。そのため、流通にあたってはGIAやIGIなどの鑑定機関によって**「天然」か「ラボグロウン」かが明確に記載された鑑定書**が発行されます。
このように、どちらも「本物のダイヤモンド」であることに変わりはありませんが、とはいえ、成り立ちと背景に大きな違いがあることがわかります。
2. 見た目と品質
肉眼では、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの違いはほとんど分かりません。
最新の技術により、ラボグロウンダイヤも「カラー」「クラリティ」「カット」「カラット」のいわゆる“4C”に基づいて評価され、市場で高品質な宝石として認められています。
共通の特徴:
-
天然・ラボともに、**GIA(米国宝石学会)やIGI(国際宝石学研究所)**などの信頼ある鑑定書付きで流通可能
-
さらに、蛍光性やインクルージョン(内包物)に差が出ることもありますが、専門の鑑定機器がないと肉眼での判別は困難です
※現在、市場に出回っているラボグロウンダイヤモンドの多くは、IGIによる鑑定を受けたものが主流です。
▶ IGI公式サイトはこちら → https://www.igi.org/
鑑定書の参考画像はコチラ↓
天然ダイヤ同様、しっかりと4Cが明記されています。
3. 価格差と価値の捉え方
天然ダイヤモンド | ラボグロウンダイヤモンド | |
---|---|---|
価格 | 高額(需要と希少性による) | 同等品質で30〜70%安価 |
資産価値 | 維持・上昇の可能性あり | 再販価値は低め |
プレゼント | 「永遠」「唯一性」が好まれる | 「賢い選択」として人気上昇中 |
天然ダイヤモンドの価格は、地球上での希少性や採掘コスト、ブランド力などによって高値で取引されています。特に高品質・大粒のものは、資産価値を持ち、将来的に価値が上昇する可能性もあるため、投資的な側面も評価されています。
一方、ラボグロウンダイヤモンドは、天然と同等の品質でありながら30〜70%程度価格が抑えられるのが大きな魅力。手に届きやすく、より大きなカラットや高グレードのものを選びやすいのも利点です。ただし、現時点では市場の再販価値(リセールバリュー)は天然に比べて低めとされています。
結婚指輪やプロポーズのリングなど「一生に一度の特別な贈り物」のシーンでは、今もなお天然ダイヤが主流です。
その背景には、「唯一無二の存在」や「長い時をかけて育まれた奇跡」といった、ロマンや想いの象徴としての価値が根付いているからです。
一方で、近年は”賢く選ぶ選択肢”としてラボグロウンダイヤを選ぶ人も急増**しています。特に20代〜30代の若い世代を中心に、合理性や環境配慮といった観点からも高く評価されており、ギフトやファッションジュエリーとしての人気が急上昇中です。
4. 環境・倫理的観点からの比較
天然ダイヤ | ラボグロウン | |
---|---|---|
採掘 | 環境負荷・人権問題の懸念あり | 採掘不要でサステナブル |
トレーサビリティ | 複雑で不透明なことも | 明確で管理しやすい |
SDGs適合性 | 懐疑的な側面も | エシカルジュエリーとして注目 |
5. どちらを選ぶべきか?
💎 天然ダイヤモンドが向いている方
天然ダイヤモンドは、地球が数億年かけて生み出した唯一無二の存在です。
この長い時間の積み重ねがもたらす“奇跡の結晶”に、価値を感じる方には、天然ダイヤこそがふさわしい選択と言えるでしょう。
-
資産性や本物の価値を重視したい方
→ 天然ダイヤは、時に資産としての側面も持ち、長い目で見た際の価値保存性にも優れています。 -
世界にひとつだけの希少性やロマンに惹かれる方
→ まったく同じ石は存在しないという天然の個性が、ジュエリーとしての“意味”をより深くします。 -
結婚・プロポーズ・記念日など、人生の節目で贈る特別なジュエリーを選びたい方
→ 「永遠の愛」や「かけがえのない瞬間」を象徴するアイテムとして、天然ダイヤの持つ重みと深みが相手の心に残ります。
また、世代を超えて受け継ぐ“家宝”としての価値を求める方にも、天然ダイヤモンドは非常に適した選択です。
ジュエリーに「物語」や「時間」を重ねたい方にとって、天然ダイヤはまさにその願いを叶える存在です。
🌱 ラボグロウンダイヤモンドが向いている方
ラボグロウンダイヤモンドは、**現代の価値観に寄り添った“新しい選択肢”**として、今注目を集めています。
「価格だけでなく、品質や倫理、地球へのやさしさまでバランスよく考えたい」そんな方にぴったりです。
-
高品質なダイヤモンドを、より手頃に手に入れたい方
→ 同等の4C評価を持つ天然ダイヤと比べ、30〜70%ほどリーズナブルに購入できるため、ワンランク上のサイズやグレードを選ぶことも可能です。賢く満足度の高いジュエリー選びをしたい方におすすめです。 -
倫理性やサステナビリティなど、環境配慮を大切にする価値観の方
→ 採掘による自然破壊や労働問題を避けられるラボグロウンは、エシカル消費を意識する方にとって共感しやすい選択肢です。地球環境や人権に配慮した買い物をしたい、という思いに応えてくれます。 -
ファッションや日常使いなど、気軽に楽しめるジュエリーを探している方
→ 普段使いのアクセサリーやプレゼント、記念品としても手が届きやすく、日々の暮らしに輝きをプラスしたい方に最適。手頃だからこそ、シーンごとに複数のデザインを楽しむこともできます。
ラボグロウンダイヤモンドは、“気兼ねなく本物を楽しみたい”という現代のニーズにマッチしたダイヤです。
品質に妥協せず、でも自分らしく賢く選びたい——そんな方にとって、間違いなく満足のいく選択になるでしょう。
まとめ
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド。
どちらも魅力的な選択肢であり、大切なのは「自分が何を重視したいか」を見極めることです。
価格、品質、希少性、倫理性──それぞれに異なる価値があり、したがって、最適な答えは人によって異なります。
株式会社パライバでは、高品質なラボグロウンダイヤモンドを厳選して取り扱っており、お客様一人ひとりのご要望に合わせてご提案を行っております。
天然ダイヤモンドとの比較やご相談も承っておりますので、初めての方も安心してお問い合わせください。
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